お疲れさまです。
2月24日(日)に普天間飛行場の代替施設として国が名護市辺野古に計画している米軍基地建設のための埋立てに対する賛否についての県民による投票が行われました。
結果はニュースで取り上げられているのでご存知の方が多いと思います。
県民投票結果
・当日有権者数:1,153,591人
・投票率:52.48%
・投票総数:605,385票
..・有効票数:601,888票(99.42%)
..・賛成:114,933票(18.99%)
..・反対:434,273票(71.74%)
..・どちらでもない:52,682票(8.70%)
..・無効票数:3,497票(0.58%)
開票翌日のニュースの見出しではこんな感じでした。
通販番組が如き但し書きが一応ついています(笑)。
インパクトありますよね。
一見すると、県民の7割が大反対しているように見えます。
見せ方は大事なんだと思いました。
もう一つの図を載せます。
棄権が多かったことについて、某県内新聞はこう記事に書いていました。
「県民投票してもどうせ移設は変わらないから行かないという県民も多かった」
本当にそうなの?
あたかも「実際はもっと「反対」が多いはずだけど、有効性に悲観した県民が投票しなかった分票が伸びなかった」と言わんばかりです。
実際に棄権者548,206人に聞いたわけではないと思います。
新聞社の勝手な解釈とすれば、別も解釈方法もあると思います。
「賛成しても、どうせ反対が多いだろうから投票には行かない」
反基地正義的な風潮がある中、賛成を口にするのは難しい環境だと思います。
良くも悪くも、同じ数字でも提示の仕方で印象が変わるという興味深い数日でした。
どちらにしても、『民主主義』や『民意』をうたうなら、棄権者が47.5%もいたことを問題にしなくてはなりません。
お疲れさまです。
隣国“臺灣”で、同性婚を容認することが決まったようです。
ただ、やはり一筋縄ではいかなかったようで、紆余曲折の末の容認だそうです。
<経過>
2017年5月 憲法裁判所が同性婚否認を違憲と判断
2018年11月 国民投票で同性婚のための民法改正に反対
2019年2月 特別立法にて同性婚を容認する議案提出
2019年5月 「同性婚姻」特別立法成立の見通し
憲法裁判所から「2年以内に改正しなさい」と期限が付いていたようです。
そのあたりは素晴らしい判決ですね。
日本の最高裁判所は、政府に“忖度”した曖昧なことしか言いません。
ちょっと進歩的だと思ったら、“小法廷”ぐらいですから。
全てのLGBTが同性婚したいわけはありませんが、選択肢ができたということです。
先に法案を出したタイよりも早く、立法化されるようですね。
臺灣の皆さんの動きに注目したいと思います。
ちなみに那覇市は2016年7月からLGBTのパートナーシップ制度を取り入れていますが、登録者は増えていないようです。
「同性婚容認」と「少子高齢化」はほとんどの場合において関連するものではありません。
Blog System by Wordpress.org - Free WordPress Themes from painting life by brush wordpress themes Provided Free by jet dock equipment ecoupon