老資金(3)

投稿番号[2035] 天気

お疲れさまです。

前回は「年金受給額の落とし穴」について書きました。
今回は老後資金を貯めよう!です(3回シリーズの最終回)。
初回記事で、お一人様でも老後生活費は13〜18万円ぐらいの見込み、という情報を書きました。
では、一体いくら貯めたら良いのでしょうか。

自分自身の生活について考える必要があります。
下のサイトの情報を参考にしてみます。
老後の生活費はどれくらいか? 一生独身だった場合を考えてみた
・総務省の単身世帯の家計調査(家計収支編「2014年版」)

沖縄で暮らすことを基準に考えてみます。

飲食費 4.0万円
住居費 1.6万円(持家)
住居費 4.0〜6.0万円(賃貸)
光熱費 1.1万円
被服費 0.8万円
用品費 0.7万円
医療費 0.7万円
交通費 1.6万円
通信費 0.8万円
娯楽費 1.6万円
その他 3.3万円

合計(持家) 16.2万円
合計(賃貸) 18.6〜20.6万円

総務省の統計では単身者の平均生活費は月額15.6万円(A1)ほどとなっています。
ゲイの交際費や娯楽費を考慮して、正憲的には16.2万円(A2)を試算しました。
賃貸に住む予定の方はプラス3.4万円で19.6万円(A3)と試算しました。
総務省のデータを元にすると、この金額はかなりきつきつだそうです。
“ゆとりある生活”には、これに5.0〜10.0万円加わるそうです(苦笑)。

上記に年1〜3回の旅行代金24.0万円を均等に割ると、月3.0万円プラスになります。
ゲイは旅行好きが多いですから、予め予算として月割に振ってみます。
[持家] 19.2万円(B1)
[借家] 22.6万円(B2)
これに5.0〜10.0万円のプラスだと27〜32万円/月(B3)ということになりますね(^.^;

自宅を継いだり、若いうちに家を建てた人なら別ですが、ゲイの持ち家率は低いと思われます。
賃貸住宅が主だと思いますので、多くの人が19.6万円(A3)ほどを要すると思われます。
もちろん、毎月すべての費用を使うわけではありませんので、被服費や用品費がいらない月もあるでしょう。
あくまでも月平均として出しています。

借家予定19.6万円(A3)の方の年間生活費は235.2万円ぐらいです。
236万円としておきましょう。
余裕を持った生活費を30万円(B3)とすると年間360万円です。
沖縄県の平均年収(平成24年)336万円より高くなってしまいます(苦笑)。

同じ生活レベルを65〜85歳の20年間続けると仮定して、老後の生活費総額を試算します。
[借家予定] 19.6万円(A3)×12月×20年=4,704万円(E1)
[プラスα] 30.0万円(B3)×12月×20年=7,200万円(E2)
定年(再雇用終了)までに7,000万円を貯めるのは大変なことです。

さてここで、前回までに調べた「年金」との比較をしてみます。
年金の平均受給額を元にしてみます(平成25年度)。
[国民年金] 5.5万円
[厚生年金] 14.6万円
これはあくまで給付金額です。

税引きがあるので2割減で考える必要がある、と前回書きました。
ですので、受給額の8割が手元に残る金額とすると、手取り額は次のようになります。
[国民年金手取り] 4.4万円(C1)
[厚生年金手取り] 11.7万円(C2)
グッと減ってしまいました。

同じように年金を20年受け取った時の金額を試算します。
[国民年金] 4.4万(C1)×12月×20年=1,056万円
[厚生年金] 11.7万(C2)×12月×20年=2,808万円
借家暮らし20年の基本的な老後生活費は4,700万円ほどでしたので、差額を見てみますと・・・・・、
[国民年金] 3,650万円不足*
[厚生年金] 1,900万円不足*

自営業の方は3,500万円を目標に、サラリーマンなどの給与所得者は2,000万円を目標に貯蓄を!と言われる理由です。

プラスαで余裕のある生活(7,200万円)をしたい方は・・・・・、
[国民年金] 6,150万円不足*
[厚生年金] 4,400万円不足*
途方もない金額になってきました(^.^;

上はあくまでも“お一人様”で生活した場合です。
パートナーがいて、家賃や食費、諸費用が折半できる場合は必要費用が更に減ります。
夫婦二人暮らしや遺族年金などの受給を受けられる方は有利になります。
ゲイに限らず、ノンケさんもお一人様は老後はかなり大変だということです。

少し余裕のある生活をして旅行なども楽しみたい方は、ギリギリの貯蓄では楽しい老後を送ることはできません。
(持家予定)と(プラスα)の中間ぐらいを目標にすると、老後に必要な生活費は6,000万円ぐらいです。
それでもかなり高額な設定ですが(苦笑)。
取得年金別のそれぞれの“不足金額”を再計算してみますと・・・・・、
[国民年金] 5,000万円不足*
[厚生年金] 3,200万円不足*

この不足額を補うために、月々どれくらいの貯金をしたら良いのでしょう。

40歳から65歳までの25年働く予定で試算してみます。
[国民年金] 5,000万円÷25年÷12月=16.7万円
[厚生年金] 3,200万円÷25年÷12月=10.7万円
実際には貯蓄の仕方によっては雑所得の税金が取られますので2割減分の補正をすると・・・・・、
[国民年金] 16.7万円÷0.8=20.9万円
[厚生年金] 10.7万円÷0.8=13.4万円

自営業の方は毎月16〜20万円、サラリーマンの方も11〜14万円ほど貯蓄していく必要があるようです。
現実的な金額でしょうか???
サラリーマンの方で退職金がある程度見込める方は、この額は減ります。
公務員の方も退職金があるので貯蓄必要額はもう少し減ります。
自営業の方や退職金の見込めない給与所得者、非正規雇用の方はかなり大変だということです。

25歳から65歳の40年間を、計画的に貯蓄できると月々の負担は軽減されます。
[国民年金] 5,000万円÷40年÷12月÷0.8=13.0万円
[厚生年金] 3,200万円÷40年÷12月÷0.8=8.4万円
若いゲイの皆さん(もちろんゲイに限らずお一人様の皆さん)、早いうちから貯蓄をするようにしましょう。
正憲の反省を踏まえて強くご提案いたします。

皆さんはどれだけ貯蓄できますか?
正憲は自営業に近い給与所得者で退職金がないので、頭を悩ませています。
現在の生活を切り詰める必要がありますが、まだそれができていません。
時間だけは過ぎていき、お金はどんどん懐から出ていきます。
ゲイに限らず、お一人様の老後は若いうちからの計画的な貯蓄が大切だと思います。

こちら↓のサイトもご参照ください。
おひとりさまで老後を迎えるために必要な貯金額
様々な貯蓄方法がありますので、ご自分にあった方法を早く見つけたほうが良いですね。
正憲は個人年金保険などをしていますが、一攫千金を狙う人もいるかもしれません。
ご自分に合った方法、積み立てたい金額に一番近づける方法を探すことが大切です。

ご自分の老後の支出イメージができた方は下記のサイトでシミュレーションしてみてください。
OCN-老後資金シミュレーション
自分が生きる見込みの年齢(笑)までの合計金額が、貯蓄しなければならない額です。
タンス預金でない場合は税引きを考慮して25%増しを見込んでくださいね。

Gogglebox for Katy Rice feature

今回書いた内容はあくまで参考程度にお願いします。
正確な情報や貯蓄に関するアドバイスはネットなどで調べてみてくださいね。
お人様にとってはやはり厳しい現実のようです
パートナーとのゆとりある生活を目指すか、あくまで独身を貫き通すか・・・・・。
今年も悩みは尽きません。

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※確定した正確な情報提供を目指しているわけではなく、あくまで井戸端話的に書いていますので、正しい情報がほしい方は日本年金機構のホームページで調べてくださいね

「老資金(3)」への2件のフィードバック

  1. 退職後の生活資金はやはり考えないといけないですね。
    うちの前の上司も、最初60歳の定年で退職する、
    と言っていたのですが、もらえる年金額のあまりの少なさに
    愕然として、結局退職後も再雇用という形式で65歳まで
    延長して働きました。たぶん自分もそういうことをしないと
    いけないか、もしかしたら、70くらいまで働かないと
    いけないのでは、と考えます。そういうお金のこともそうですが、
    親の介護のことのように自分のこと以外の問題も大きくて。
    自分のことだけ考えていればいいわけではないですし、将来の
    ことを考えていたら悩みが大きいです。

    1. ◆ 謙介さん
      ———————
      定年後って漠然としていて、30代までは考えていませんでした。
      給与が入ってきたら、その分だけ使ってしまったり。
      同級生が生命保険を検討していた時に、彼の保険会社担当者がパンフレットをくれました。
      それを見て「やばいなぁ」と思い、貯蓄型の何かを始めることにしました。
      自分の老後生活がメインではありますが、一番の目的は自分自身が介護を必要とした時、死んだ時に弟達や甥っ子姪っ子に負担をかけないようにしたいということです。
      そのためのプランを組んでもらいました。
      親の介護が終わる頃には自分も高齢者層に半歩ぐらい足を突っ込みそうなので、今からが大切だと複雑な気持ちです。
      将来の生活や状態を想像すると、ほんと悩ましいですね。

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